2008年11月13日

まずは相談を

自分がひきこもりではないかと、疑われる場合には勇気を出して相談しましょう。

今いる自分の状態をどうにか抜け出したいけど、自分や家族だけでは、どうしたらいいのかわからず悩んでいませんか?

食欲不振や不眠が続き、いつもイライラして、気分が落ち込むなど、自分ではどうすることもできない身体の不調から、どうにか開放されたいと思っている場合は、精神科や心療内科などの医療機関に受診しましょう。
まずは乱れていた心と体のバランスを、正しく整えることができれば、徐々に身体が落ち着いてくるかもしれません。
専門の医療機関を探している場合は、あなたの地域にある保健所に問い合わせてみると、多くの情報を提供してくれると思います。
自分自身で受診するのが難しい場合には、家族に相談してみるだけでも良いです。

もし、あなたがひきこもっているのなら、このように考えていませんか?
「自分は、人とうまく接することができない。」
「自分のことを誰も理解してくれない。」
「社会に出る自信なんてない。」

でも、本当は・・・。
「自分のことを理解してくれる人に会いたい。」
「今の生活からどうにか抜け出したい。」
そして、「きっかけとなる何かが欲しい」と思っているのなら、まず、一緒になって自分の悩みを分かち合う仲間を見つけましょう。

地域によって、「社会的ひきこもり」を専門とする相談窓口が開設されています。
また、ひきこもりを専門としていなくても、相談できる場所や当事者によるグループなどもあります。
このような所に相談し、自分のことを理解してくれる人と出会うことが、殻から抜け出す一歩となるかもしれません。
  

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2008年11月12日

「ひきこもり」が必要なとき

現代社会においては、さまざまなストレスに満ちあふれています。
大きなストレスがかかる環境で、自分だけの力ではどうしようもできないこともあるでしょう。
ストレス社会から抜け出して自分を守るために、ひきこもることを選ぶ場合があります。
ひきこもることが、必要になる場合もあるということです。

ところが、必要以上にひきこもりが続いてしまうと、不規則な生活リズムとなり、心と身体のバランスを乱してしまう可能性があります。
また、ひきこもっている自分に対して、孤独と挫折の感情が増し、どんどん外出できなくなってしまい、その悪循環から抜け出せなくなってしまう場合もあります。

それでは、「ひきこもり」とは、一体どのような状態なのでしょうか?
・家族とあまり接することがなくて、自分の部屋からもほとんど出てくることがない。
・家族と交流することはあるけど、家の外にはほとんど出ることがない。
・買い物程度の外出をすることがあるが、家族以外のほかの人とは、ほとんど交流することがない。
・友人などと交流したり外出したりすることはあるけど、通学や仕事など、社会に出て行くことがほとんどない。

ひきこもりとなる原因は、大きく2つに分けられます。
まず、その原因が「心の病気」などの場合は、医療機関へ相談したほうが良いでしょう。
そこで治療を受けることによって、その状態が緩和し、ひきこもりが改善することが少なくありません。

また、ひきこもりの原因が「心の病気」とは考えがたい場合は、「社会的ひきこもり」に陥っていることが考えられます。
そのような状態の場合は、その人によって様々原因が考えられます。
  

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2008年09月28日

ひきこもりの強い味方「家庭教師の愛光」

「家庭教師の愛光」は、不登校やひきこもりの生徒を、これまでたくさん担当しています。
愛光の指導によって、また学校に行けるようになった生徒は、実際にたくさんいます。
反対に、学校には卒業まで行けなかった生徒もいます。

不登校やひきこもりを始める原因や理由、また不登校から回復したきっかけは、子供一人一人で違います。
不登校やひきこもりの状態にもさまざまなケースがあるので、全員に良い結果が現れるわけではありません。
しかし、愛光の家庭教師は、決して最後まで諦めず、ずっと生徒の味方に付いていてくれます。

それでは、愛光の家庭教師によって、学校に通うことができるようになった子の例を挙げます。
その子は、もちろん、すぐに家庭教師を受け入れてはくれませんでした。
それでも、家庭教師は、授業の日は毎回通い続けました。
それを、1ヶ月ほど続けた頃に、授業に参加しようとする姿勢がみられ、2ヶ月経ったころには、授業を全て受けてくれるようになりました。
そして、1年後には、学校に通えるようになったのです。

この子によると、根気よく家庭教師が付き合ってくれたことや、悩みを親身になって聞いてくれたことが、心を動かした大きな理由だそうです。
家庭教師による指導とは、進学のためだけにあるわけではないのです。
学校に通うことができない生徒のために、悩みを聞いてあげる相談相手となったり、兄弟姉妹のように、どんなことでも話せるような信頼できる存在となったりすることは、本人にとってとても重要なことです。

「家庭教師の愛光」は、生徒が大人になったときに、「あの時、家庭教師が教えてくれたことが、自分の人生になくてはならないことだった」と言ってもらえることが目標だそうです。
不登校やひきこもりで悩んでいる人や親御さんは、家庭教師による指導も考えてみてください。
  

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2008年09月27日

「あい・こどもネット」で情報収集

「あい・こどもネット」は愛知県内の子育て支援情報を収集しているポータルサイトです。
それでは、その中で紹介されている、ひきこもりや不登校で悩んでいる人たちを支援する団体を少し挙げます。

「不登校を語り合う会」は、主に名古屋市内と尾張地域で活動しています。
子供さんが、不登校やひきこもり、高校を中退してしまうと、乱れた日常生活や将来についての不安で、親は非常に悩んでしまうでしょう。
でも、相談する場所が見つからなかったり、語り合う相手がいなかったりすると、さらに落ち込んでしまうと思います。
そこで、「不登校を語り合う会」は、小学生から大学生までの、ひきこもりや不登校の子供さんのことで悩んでいる親御さんが、問題について理解し語り合う場です。

「みらい創庫」は、名古屋市内とその近郊を主な活動地域としています。
不登校の子供がひきこもりに陥ってしまう前に、コミュニケーションの取り方を教え救済します。
また、芝居や音楽などの活動を行なうことで、表現力を育むことを大切にしています。

「アイチ・サドベリースクール」は、東海三県で活動しています。
家庭や学校で傷ついている子供や若者が、元気になって自分自身を取り戻すことができるように、サポートしています。
楽しく会話をすることを中心として、学習に対しても自信をもてるようにします。
また、自分の将来について考えられるように支援し、社会に出るために、いくつかの仕事を練習する場も提供しています。
  

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2008年09月26日

サポート校と通信制高校

「サポート校」とは、通信制の高校に在籍している生徒が、3年間で高校を確実に卒業するために、学習面と生活面においてサポートする民間教育機関のことです。
ただ、「サポート校」は、学校教育法で定められていない非認可施設です。
しかし、それだけに、それぞれの学校に個性的な特徴を持っており、不登校やひきこもりで悩む学生にはとてもおすすめの学校です。

サポート校の中には、登校促進型の学校もあり、不登校やひきこもりなどで悩んでいる生徒のことを考慮して、学校に通いやすい環境を提供しています。
また、同じような状況にある生徒が集まっているので、お互いを理解することができ、友達をつくりやすいです。

さらに、音楽や芸能、各種資格など、ジャンルが多岐に渡り、自分が興味をもっていることを専門的に学ぶことができます。

「サポート校」では、高校卒業資格を得ることができませんが、「通信制高校」は法的な学校としての認められた高等学校です。
つまり、テストなどを受けることで、決められた要件を満たせば、高校卒業資格を得ることができるのです。

一般的、サポート校で興味のあることを専門的に学び、通信制高校で高校卒業資格を取得する、というケースが多いようです。
通信制高校はほとんど自習なので、現状としては、卒業を3年間でできる人はとても少ないです。
そのため、通信制高校では不十分な学習をサポート校で補い、さらにやりたいことを磨く、という流れになったのでしょう。
  

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2008年09月25日

子供のいじめ

子供さんが学校などでいじめられたことによって、不登校やひきこもりになってしまう場合があります。
それでは、子供さんがいじめられたとき、どのような対応をしたら良いのでしょうか?

大切な子供さんがいじめられていることを知ったら、親は腹が立って、相手の家にいきなり怒鳴り込みに行くような行動をとるかもしれません。
ところが、そのような行動は、さらにいじめを激しくしてしまうことがあるので、絶対にやめましょう。

まずは、子供さんの話を聞くことが大切です。
いじめられた子は、なかなか話そうとしないかもしれませんし、本当のことを話さない可能性もあります。
また、いじめられたことでパニック状態となり、自分でうまく整理して話すことができないと思うので、親がうまく整理してあげてください。
状況が把握できたら、当事者ではない親に相談することも1つの方法です。
なぜなら、第三者は冷静に判断することができるからです。

状況を整理することができたら、担任の先生に詳しく伝えてください。
たいていの先生なら、解決方法を一緒に考えてくれるはずです。

では逆に、子供さんがいじめをしてしまったときは、どうしたらよいのでしょうか?
やはり第一に、謝罪することが大切です。
たとえ、自分の子に全ての責任がないとしても、相手の家に子供を連れて息、謝罪する必要があります。
一方的に責められるかもしれませんが、その場では我慢しましょう。

次に、いじめに至った事実関係を明確にしましょう。
どのような状況でどんないじめ方をしたのかとか、いじめた子とは普段どのような関係であったのか、などを整理することで、今まで気づかなかった子供の性格が見えてきます。

最後に、いじめに至った原因を考えてください。
ほとんどの場合が、複雑な要因が絡み合うことで、いじめという形になってしまったと思います。
また、いじめをした子供は、その原因について理解していないこともあるので、あまり追求し過ぎてはいけません。
友達をどうしていじめてしまったのか、ということをよく考え理解することで、あなたも子供も、一歩前へ進むきっかけとなるでしょう。
  

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2008年09月24日

「カウンセリングルームひだまり」とは

「カウンセリングルームひだまり」は、ひきこもりや摂食障害で悩んでいる人に、楽しい生活を送るためのさまざまな方法について、アドバイスしてくれる相談機関です。

「来談カウンセリング」は、ひだまりで、主宰者の伊藤恵造さんが、直接悩みの相談を聞いてくれます。
ひきこもり、不登校、摂食障害、家庭内暴力などに悩んでいる本人とその家族のカウンセリングを行ないます。
このカウンセリングでは、はじめはお父さんやお母さんだけに来てもらいます。
子供さんの問題を改善させるためには、その問題の本質を把握することが大切です。
そのために、詳しい話を、親御さんから聞く必要があるのです。
実際に、親御さんの考え方や子供さんに対する接し方を変えたことで、問題が改善する傾向が多いです。

「訪問カウンセリング」は、本人が外へ出ることができなくても、伊藤恵造さが自宅までカウンセリングに来てくれます。
本人に実際に会ってカウンセリングを行ない、問題の原因が病気によるものかどうか、親はどのような対応をするべきか、など効果的な解決法をアドバイスしてくれます。
また、本人が生活している様子を見ることで、問題の状況やその背景を把握でき、問題解決へ導きやすくなります。
   
「電話カウンセリング」は、外へ出かけることは難しいけれど、誰かに話を聞いてもらいたい、という場合にサポートします。
ひきこもりの当事者と話をしてきた豊富な経験から、当事者とコミュニケーションを図りながら、問題解決へのアドバイスをします。
  

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2008年09月23日

社会復帰への道

ひきこもりを解決するためには、両親、精神科医、カウンセラー、また場合によっては職場や学校などが協力し、支援を続けていく必要があるのです。
ひきこもりの原因は、複雑な要因が絡み合っています。
そのことから、カウンセリングを行なうことにより、その原因を少しずつ整理していくことで、解決への方法を導き出せる場合もあります。

うつ病や対人恐怖症などのような精神疾患がみられる場合は、精神科を受診して、適切な治療が必要な場合もあります。
外出や登校、公共交通機関を利用することができない場合は、段階的な行動療法を行なって、補助者と一緒に改善を目指す方法もあります。

また、ひきこもりから脱却できても、その後もいくつかの問題が起こります。
学生の場合は、同級生との学力の格差が大きいと、やる気をなくして、またひきこもりに戻ってしまう場合があります。
この場合は、学校の先生や家庭教師などに本人の状況を理解してもらい、学力を取り戻すことができるように、個別に努力していく必要があります。

ところが、高校や大学においては、出席日数や単位が足りないと、留年や退学になってしまうこともあります。
そのような場合は、学費の問題や心のケアが必要となります。
また、そうなってしまった場合の選択肢として、大検受験をサポートする施設や、通信制の高校などへの再進学が考えられます。

社会人の場合でも、履歴書にひきこもっていた空白の期間があると、どうしても就職活動で不利になってしまいます。
そのために、職業訓練を受けたり、資格を取得したりして、能力を認めてもらえれば有利となります。
  

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2008年09月22日

ひきこもり専門校「リフレッシュ学園」

静岡県熱海市の高台にある「リフレッシュ学園」は、ひきこもりやニート、うつ病で悩んでいる人たちを支援する専門校です。
学園の目の前には美しい海が広がり、大自然に恵まれた環境にあります。
また、温泉地にあるリフレッシュ学園では、存分に温泉を楽しむことができます。
敷地内には、野菜畑があって、大半の食料は自給自足でまかなっています。
リフレッシュ学園は、大自然に直接触れ合って、人間本来の生活をすることで、思いっきりリフレッシュすることを目的としています。

リフレッシュ学園では、ひきこもりになる原因は、医者や心理カウンセリンラーとは違った考えをしています。
長年の経験によって、その原因には、食習慣が関係していると考えています。

そこで、リフレッシュ学園では、3ヶ月間滞在して生活することで、食習慣を改善していきます。
一人一人の状況をしっかりと把握し、それぞれに合った食事プランを立てていきます。
また、体の変化により、食事プランを見直していきます。
正しい食生活をし、適度な運動を行なうことで、それまで蓄積されてきた身体の老廃物を、全て外に出してしまいます。

「~しなければいけない」と強制されることはありません。
辛いことや苦しいことは全くありません。
毎日楽しく元気に過ごすことが、最も大切だと考えています。

最初の2週間は、保護者の方に同伴してもらって、どのような内容か理解してもらうので、親御さんも安心できると思います。
また、心配なことがあったら、相談に乗ってくれます。
  

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2008年09月21日

ひきこもりの行動と気持ち

ひきこもりの状態では、気持ちがいろいろと変化してきます。
そのため、ひきこもりになる前のように、自然な振る舞いができなくなってしまう場合があります。

たとえば、何か行動しなければいけないとは思っても、どうしていいのかわからないので、そのうちやる気にもならない、という状態になっていることが多いです。
そんな状態ならば、毎日同じ時間に起きるようにして、顔を洗ったり、朝食を摂ったりといった、日常の行動をするように心がけてみましょう。
自分ができそうなことから、少しずつ始めてみることが、続けられるコツです。

社会に出ようとしても、なかなか思うように体が動かないかもしれません。
そして、動けない自分に、腹が立ってイライラしてしまうことがあると思います。
そのような場合は、その時自分が感じた気持ちをノートなどに書き出してみると、案外気持ちが楽になるものです。

ひきこもりの人は、今の状態が一番落ち着く、と感じているかもしれません。
しかし、それは心の底から思っているのではないはずです。
孤独、不安、焦りなどの思いが募って、追い込められている場合が多いです。
そのために、家族にあたってしまったり、ヒステリックになったりすることがあるのです。

また、同じ行為を何度もしてしまい、おかしいと思っても、止められないことがあります。
その場合は、無理に止めようとしなくても大丈夫です。
何度繰り返すか決めたり、ほかに何かすることを見つけたりすると、楽になって止められることがあります。

勇気があるのなら、病院や相談機関に相談してみましょう。
きっとあなたの悩みを解決する方法を見つけてくれると思いますよ。
  

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2008年09月20日

治療を薦めるには

ひきこもっている人は、親が専門相談機関や病院での治療を薦めても、「放っておいて欲しい」と拒否することが多いと思います。
また、「これからずっと親の世話になるから、今の生活のままでいい」、と親の話に耳を傾けない場合があるかもしれません。

しかし、本人のこのような発言は、本意ではないと思ったほうがいいでしょう。
きっと本人は、この状況から何とか抜け出したい、と思っているはずです。
けれども、親に干渉されるのを嫌がって、そのような言動をしてしまうのでしょう。

それでは、本人を病院や相談所へ連れて行く気にさせるには、どうすれば良いのでしょうか。
もちろん、無理やり引っ張り出すようなことは、逆効果となります。

一番効果があるのは、親がまず先に立って行動に出ることです。
親が病院や相談機関などに行き、何度も通う姿勢を見せてください。
諦めずにそうすることで、本人の気持ちは少しずつ変化していくはずです。

はじめは、親がそのような行動を取ることを嫌がる場合もありますが、それは治療を強要されているという誤解の気持ちがあるからがほとんどです。
それに対して、親自身が相談したいから、とても心配だから、人生を楽しませてあげたいから、という態度をしっかりと取ることで、本人もだんだんと受け入れてくれるようになるでしょう。

親が定期的に相談へ出かけ、その度に本人に誘いかけ続けることが大切です。
本人は、自分のためにがんばっている親の姿を、必ず見ているはずです。
ただ、しつこく誘うのは良くありません。
出かけるときに、本人に毎回必ず声をかけて誘うようにし、拒否されたらそれ以上何も言わないようにしましょう。
これを繰り返すうちに、本人が相談する気になった、という事例は少なくありません。
  

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2008年09月19日

ひきこもりに薬は必要?

「ひきこもり」というものは病気ではないのですが、その状態が長引くと、さまざまな精神症状が現れてくることがあり、さらに抜け出すことが難しくなります。
ひきこもりには「治療薬」がありませんが、悩まされている症状を緩和させるためには、薬を使用することが有効となる場合もあります。

たとえば、まったく動くことができなかった人が、抗うつ剤を少量服用したら、だいぶ動けるようになってきた、という事例もあります。
また、緊張して人と話ができない場合や、外に出る勇気をもてない人が、抗不安薬を少量使用することで、落ち着いた状態を保てる場合もあります。
たとえ薬の力を借りながらでも、徐々にその場に慣れることで、自信をつけることも大切です。

もちろん、薬が自分に合わないようなら、無理して服用する必要はありません。
薬とは、その効果が現れることで、初めて意味のあるものです。
しかし、精神科が処方する薬の中には、効果が現れ始めるのに、数日かかるようなものもあります。
自分だけの判断で使用したり、中断したりしないで、担当医の指示に従ってください。

薬の副作用は、体にだるさを感じたり、のどが渇いたり、眠気を感じたりします。
副作用の程度を確かめながら、必要な場合に使用するようにしましょう。
薬による後遺症や依存症が心配かもしれませんが、医師の指示をしっかりと守って治療を受けていれば、問題になることはほとんどありません。
場合によっては、薬に助けてもらうことも良い方法なのです。
  

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2008年09月18日

一人暮らしは有効か?

ひきこもりをしている子供は、一人暮らしをさせてしまえば自立できるのではないか、と考えている親もいると思います。
しかし、多くの専門家の意見によると、今の状態を改善できる見通しがないうちは、一人暮らしをさせるのは、あまり良くないことだそうです。
自宅でずっとひきこもりの生活をしていた人が、単身での生活を始めたとしても、アパートでもひきこもりの生活となり、前と同じ生活を続けることがほとんどだからです。

また、一人暮らしでは、家族とのコミュニケーションをとる機会が減ってしまい、必要な援助や解決に向けての支援を受けることが、とりわけ難しくなることになります。
ひきこもりの人にとって一番大切なのは、家族や周囲が受け入れてあげることなのです。

ただ、本人が一人暮らしを強く望んでいる場合や、家庭内暴力などの問題があり、どうしても単身生活を選択する必要があるかもしれません。
そのような場合は、単身生活をする上の条件やその期間を、本人と話し合って決めておきましょう。

たとえば、1年間の家賃や必要な生活費は援助するかわりとして、ひきこもり解決のための治療や援助をちゃんと受けることとします。
また、定期的に自宅に帰ることや、家族と食事を共にする機会をもつこと、など家族との接点をなくさないようにしましょう。

親が訪問することを拒まないことや、専門相談機関に行くことを拒否しないことなども、はじめに約束しておくと良いです。
そして、約束が守れなかったら、そこで一人暮らしを見直すようにしておきましょう。
また、定期的に約束について本人と話し合い、親子関係の適正な距離感を維持していくが重要です。
  

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2008年09月17日

ひきこもりによる昼夜逆転

ひきこもりの人は、生活が昼夜逆転している状況が多いです。
明け方まで起きていて日中は眠っており夕方になると起きてくる、という昼夜逆転の生活は、家族にとってみれば、非常に腹立たしく思えるかもしれません。
まず家族は、このような生活態度を、どうにか正そうとするかもしれません。
しかし、生活リズムだけを正すことができても、本当の意味で解決したとは言えないのです。

このように昼夜が逆転してしまう背景には、さまざまな理由が考えられます。
その1つは、昼間の太陽光線に当たっていないので、体内時計が正しく働かず、1日を周期とする「日内リズム」がずれてしまっているからです。

もう1つの理由は、心理的な問題です。
昼間は、自分以外のみんなは、元気に学校や職場に通ったり、楽しい時間を過ごしていたりしているのに、自分は何もすることなくひきこもっていて、どんどん世間から見放されていってしまうのではないか、という焦りや不安が襲ってくるものです。
このような苦痛から逃げ、周りを意識したくないために、昼夜逆転となることも考えられます。

逆に、ひきこもりの状態に変化があれば、昼夜逆転のような症状は徐々にみられなくなるでしょう。
また、ひきこもりの状態において、無理をして早起きしようとしても、本人にとって意味のある行動だとは言えないでしょう。
むしろ、生活リズムが乱れていることは、あまり気にしないほうが良いでしょう。

ただ、一日中眠れないような不眠の状態にあるのなら、神経に障害があることも考えられるので、薬物療法を受ける必要もあります。
その場合は、速やかに専門機関で相談してください。
  

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2008年09月16日

世間体を気にする親

2年間ひきこもりに悩んでいるある子供の親は、世間体ばかり気にして、どうすることもできない子供の状況に対して、ただ怒っているだけでした。
本人は、自分の存在価値に自信をもてないでいました。
そのとき、「あなたはそのままでいいのだよ。」と、唯一信頼できる家族にだけは、認めてほしかったのです。
本人の気持ちをわかろうとしてくれないことに、愛情をまったく感じられず、とても辛かったそうです。

このケースで問題なのは「世間体」ということです。
子供がひきこもってしまっているのに、病院やカウンセリングを受けたり、地域の相談機関に相談したりしないでいる家庭は、世間体を恐れている場合が多いです。
「子供がひきこもっていることを、誰かに知られたらどうしよう」という不安感をもっているのです。

自分の子供の状況を「恥ずかしい」と感じ、それを知られたくないという気持ちは、わからないわけではありません。
はじめのうちは、まず世間のことを考えてしまうかもしれません。
世間は、子供が普通とは違った生活をしていると、すぐに「親の顔が見てみたい」と言いますよね。
世間の理屈とは、「子供が良くない状況にあると、それは親のせいだ」というものです。
親は、そのように思われることを予期するので、おびえて行動に出ることができないのです。

その結果、家族も孤立して、ひきこもってしまうという状況になる場合が多いのです。
つまり、一切専門家との接点を取ることなく、誰にも知られないように、家庭内で解決しようとしているのです。
しかし、そのように恐れることが、解決への道を遠ざけてしまうのです。
自分の子供よりも世間体の方が大切、なんてことはありえないはずです。
  

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2008年09月15日

「ハートケアフレンドセンター」とは

東京と神戸にある「ハートケアフレンドセンター」は、不登校やひきこもりで悩む人を対象としている訪問カウンセリング機関で、「リバースアカデミー師友塾」を母体に設立されました。

家から出る勇気がない、外出はできるけど集団に入れない、他の人と接するのが苦手、などひきこもりの状態にある子供たちのもとへ、直接カウンセラーが伺います。
ハートケアは、長年の豊富な経験をもとに、ひきこもりで悩む子供たちが、明るい外の世界へと一歩を踏む出すことができるように、サポートしています。

ハートケアの訪問カウンセリングは、週に1回、カウンセラーが直接自宅まで訪問して、2時間程度のカウンセリングを行なっています。
カウンセラーと一緒にお話したり、おもいっきり体を動かしたりして、楽しい時間を過ごします。
もちろん、学校に行けずに滞ってしまった学習も、取り戻すためのサポートも行なっています。

訪問カウンセリングで人と話すことに慣れたら、少人数制のプログラム「ほっとスポット」に参加します。
「ほっとスポット」とは、気の合う仲間との語り合い、スポーツやゲームなどを一緒に行なうことで、同年代の仲間たちと人間関係を築いていくための居場所です。
ここでは、みんなで楽しくワイワイ過ごしても良いですし、高等学校卒業認定試験の受験対策をしたり、高卒資格取得のためにレポートを作成したり、大学受験対策などの勉強をしたりと、仲間と一緒にがんばっている人もいます。

また、ハートケアフレンドセンターでは、さまざまなイベントを毎月行なっています。
スポーツをして体を動かしたり、ハイキングでリフレッシュしたり、陶芸体験をしたりと、みんなこの日を楽しみに待っています。
  

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2008年09月14日

社会的ひきこもり

社会的ひきこもりとは、その症状が20代後半までに現れ、自宅に6ヶ月以上ひきこもり、学校や仕事などの社会参加していない状態で、その原因が精神障害だとは考えにくいものです。
外出もほとんどしないで、生活が昼夜逆転していたり、家族とも話をせずに自室にずっと閉じこもっていたりする状態です。
また、コンビニへ行く程度の外出はするのですが、他の人とほとんど関わりをもちません。

ある少女は、中学入学してからクラスや部活でいじめられるようになり、孤立して居場所がなくなり、学校に行けなくなりました。
なんとか高校に進学したのですが、ここでも他の生徒と馴染めず、またすぐに不登校になりました。
その後は、コンビニなどでアルバイトをしたのですが長続きしませんでした。
そして、自室にひきこもるようになり、生活は昼夜逆転となりました。

家族は心配し、一緒に相談機関を訪れることになりました。
そこで、ひきこもりの若者が集まる「自助グループ」を紹介されたのですが、そのときは行く気にはなれませんでした。
そして数ヶ月経って、母親と供に自助グループへ参加する決心をしました。
そこで自分と同じ悩みのある人と語り合うことで、孤立感が和らいできました。
自助グループでは、仲間と過ごすことが、とても心地良いと感じるようになりました。

その後、徐々に人に対する恐怖心がなくなり、外へ出かけることが楽しいと感じるようになりました。
そして、今ではスポーツやレクリエーションに積極的に参加して、将来についても少しずつ考えるようになっています。

ちなみに、「自助グループ」とは、当事者同志が援助し合って、仲間づくりなどを目的として、自由な活動を続けているグループです。
  

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2008年09月13日

精神疾患によるひきこもり

うつ病、統合失調症、パニック障害、うつ病などの精神疾患にかかることで、恐怖感や不安感非常に強くなって、人と接することに抵抗を感じたり、症状のせいで身体を動かすことができなかったりして、ひきこもりになってしまう人もいます。
   
精神疾患によって、ひきこもりになってしまった人の例をあげます。
ある女性は、大学卒業してから一旦就職したのですが、長く続きませんでした。
それから、職を転々としているうちに、非常に状態が不安定になっていきました。
そして、24歳の時に初めて精神科を受診することを決めました。

そこで、「統合失調症」という診断を受け、外来通院を続ける日々が始まりました。
しかし、病状が悪化してしまい、25歳の時には外出が全くできなくなり、ほとんど自分の部屋に閉じこもり、寝てばかりの生活になってしまいました。

彼女の母親は、その状況から抜け出せないでいる娘のことに悩み、地域や病院の家族会に参加してひきこもりについて学びました。
そこで「デイケア」のことを知りました。
デイケアとは、ひきこもりなどの悩みもつ人たちが集まって、相談を受けたり作業訓練を行なったり、レクリエーションなどの活動をしたりして、自立支援を行っているところです。

母親は、デイケアを本人に勧めたのですが、始めは拒否していました。
ところが、徐々に母親の話を聞くようになり、デイケアへ一度見学に行くことを決めました。
それをきっかけに、デイケアで悩みを語り合える仲間ができ、その人たちとの交流を通して、だんだんデイケアへ通う回数が増えました。

そして、彼女は徐々に明るさを取り戻し、デイケア以外の場所へも出かけられるようになりました。
また、定期的に病院で診察を受け、身体の状態も安定してきています。
今では、作業所へ通うようになり、社会復帰を目指してがんばっています。
  

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2008年09月12日

「上伊那子どもサポートセンター」とは

「上伊那子どもサポートセンター」は、長野県上伊那地域の不登校やひきこもりに悩む子供とその家族を支援することを目的として、さまざまな活動や情報を発信しています。

センターのスタッフは、不登校やひきこもりを経験したことがある人や、悩みを抱えた子供を持った経験のある親で構成されているので、当事者の悩みを誰よりも理解してくれるはずですし、最善の解決策を一緒に考えてくれます。

「フリー・スペース ハミング」では、不登校やひきこもりにある子供たちに、家庭や学校とは別の居場所を提供しています。
ゆったりとリラックスしながら、スポーツや好きな趣味を楽しむこともできます。
また、仲間とのコミュニケーションをとる場でもあります。
さらに、子供さんの将来の進路について、自分自身で選択肢を広げることができるように支援しています。

「ハミングデイ」では、バトミントンやソフトバレーボールなど行なって、悩みを抱える子供たちに、楽しく体を動かすことができる環境を与え、さまざまな年齢層の仲間とコミュニケーションをとっています。
また、スポーツ以外にも、子供たちの要望を聞いて企画を立て、バーベキューやピクニックなど屋外で楽しむ企画もあります。
参加を希望する人は、見学だけでも良いので、気軽に連絡してみてくださいね。

センターでは、親の会も開かれています。
同じ悩みをもつ親同士が話し合うことで、親の心の救済場所となっています。
悩みを自分一人で抱えている時には、わからなかった子供さんの一面や、忘れかけていた自分の心を見つけたり、人からのぬくもりを感じられたりする会です。
  

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2008年09月11日

「こころの健康増進センター」とは

京都市にある「こころの健康増進センター」は、京都市民が抱えるこころの健康についての問題の相談を受けたり、援助したりしています。
また、精神疾患によって障害をもつ人たちが、社会に参加できるように促進しています。

「こころの健康増進センター」では、ひきこもりの子供さんを支えている家族のために、個別相談を行っています。
家族だけで悩んでいると、行き詰って疲れ果ててしまうこともあります。
ちょっと問題を整理してみると、新しい発見にたどり着く場合もあります。

ここでは、ひきこもりについて家族が考える教室を行っています。
「社会的ひきこもり」という問題は、家族以外の人に話すことができなかったり、家庭内だけで抱え込んでしまったりすることが多いです。
「こころの健康増進センター」では、同じ状況にある仲間と、ひきこもりについて学び考えていくことで、家族の孤立感を和らげていきます。

また、悩みを抱えている本人を対象とした、個別相談も行っています。
社会に出たくても出られないという不安や、これまでの辛い葛藤などを、相談員が親身になって聞いてくれます。

さらに「ひきこもり本人グループ」では、同じひきこもりで悩んでいる仲間が集まって、ゲームやミーティングなどを行なっています。
急に大勢の集団の中に入る勇気がない、とためらっている人も安心してください。
同じ悩みを抱えている仲間ばかりの小グループで交流するので、きっとあなたのことを理解してくれますよ。
  

Posted by ひきこもり人 at 21:00TrackBack(0)